2016/12/13

ブログ | 2016/12/13 23:59
身動きできず苦しんでいると、やけに隣室に詰めている看護師さんたちの、楽しそうな話が耳に入ってくる。このままじゃどうやっても寝れそうにないし、何より辛い。意を決してナースコールすると、慌てて隣から3人程来てくれた。

1.便意があるのが辛くて、排便試みるがどうしても出ない。なんとか方法はないか。
2.尿の管がとても痛い、排尿するたび結構痛い。この管が左の太ももで固定されていると左足を動かそうとするとかなりの痛みが走るので何とかならないか。
3.そのため全く身動きできず、体圧が全く分散できすぎ辛い。
1~3、立て続けに言った。

「そうですよね、つらいですよね」
と大変同情してもらって、まず尿の管が痛いものだと諭されたが、とりあえず左太ももへの固定は「しなくても大丈夫だよね?」と看護師さん同士でそういう結論になって外してもらった。これによって左足が自由に曲げたり力を入れたりして体を動かせることができるようになった。後は体圧を分散させるため、3人がかりで体を持ち上げてくれた。やってくれたらこれだけだったが、これだけで十分だった。

まず、排尿時の激痛は、違和感に変わり、そのうちに意識せず排尿されるようになったようだった。左足が自由になったことで、腹圧を若干かけられるようになり、これまた意を決して、排便を試みたがガスたった。ただし、このガスが出たことで大変楽になった。背中の耐圧の分散は左足の踏ん張り加減でなんとか。そうこうしているうちにようやく寝れるようになった。

朝ぼんやりと起こされる。担当看護師が自己紹介、私の年齢、学年からいって同級生ということだった。話してみると子供の学年まで全く一緒。多度のI看護師。とても明るく話しかけてくれる。しばらくして主治医が、カテーテルの血栓を溶かす薬の終了を告げたような気がする。早くこの辛い状況から逃れたい一心で、結果の造影剤撮影はいつ頃になるか尋ねる。13時過ぎだったように記憶している。

二次被害というか、別の問題。やっぱり薄着と薄い電気毛布じゃ体温調節がうまくいかなかったようで、風邪がぶり返した。この後しばらく微熱と頭痛に悩まされる。頭痛の薬は頼んで処方して貰う。だが、それが今後そんなに効いた気はしなかった。

初めて清拭をしてもらう動かせないので体の表面だけ。

急患が入ったらしく、私の造影剤撮影はさらに1時間ほど伸びることになったらしい。

予期せぬ面会、父だった。状態を聞き、まあまあ安心したようだった。体質を何とかしなければいけないと何度も言われる。続いて現在入院中の母のことなど。ICUなのだが、一緒に居てくれた看護師さんにずっと、そんな話を喋り続けてるから、時間やら気にかかったが、それを制する気力がなかった。

15時前だろうか、いよいよ私の造影剤撮影が回ってきた。昨日、大変な高血圧に陥ったことから周りが、落ち着いてリラックスリラックスと気にかけてくれてるのがわかる。やはり寒い検査室、痛くはないとわかっていても、緊張する。造影剤を入れられるのはいいのだが、「息を止めて~」の間隔が結構長くてぎりぎり。血圧は問題なく終わったみたいだ。結果も良かったらしくこれでカテーテルを抜く。最後に主治医から、
「昨日血圧はあれだけ一気に上がるということは、普段からそういう現象が起きているのでは?倒れた時も何かストレスがかかったような事はありませんか?」
と尋ねられる。そこで、
「マイナス面の興奮ではないのですが、お寺のご住職が、普段公開していないような仏像を、次々と見せてくださったのでそういった意味では興奮したかもしれません」
と返すと、「そうかそうか」と笑っていらっしゃった。

さすがに動脈に穴を開けているので、止血には強く抑え続けられたうえでテープでガッチリと固定された。残念だったのは、カテーテルこそ抜いたものの、この止血に細心の注意を払うので、これまで通り右足を固定、寝返り禁止ということ。順次テープは少しずつ剥がしていって、最終的に21時頃には寝返りも許可されるようになるという。

ICUから出て病室に変わった。二人部屋のようだが実質は私一人の個室。

16時から18時ぐらいか、妻のみの面会。とりあえず私が倒れた寺まで電車で行って車に乗ってきたと言う。菓子折りを持っていくと、住職夫妻に大変心配されたという。子供たちのお迎えがあるからと一旦帰った。

20時頃妻と子供達の面会、風邪の頭痛は止まず、ベッドが合わないのか腰の痛みがひどい。妻が体圧をどうにかしようとバスタオルを体の下に噛ませたり色々やってくれる。暴れる子供たち。何度言ってもベッドを揺らす息子を呼びつけげんこつ。これ以上子どもたちに騒がれても大変なので帰ってもらう。最後に点滴の位置を変えることになった。夜勤担当と紹介してくれた看護師さんは、新人らしく懸命に努力していたが、貴重な場所失敗するといけないので先輩を呼んできますと。その先輩も何分か悩んでようやく右の腕外側に点滴。ただこれまでにない、刺した後もうチクチクとした痛みを感じたため、妻の帰り際に伝えてもらうように頼んで。

その辛い状況の中でもいつのまにか寝てしまい、21時半頃、遅くなってすみませんと新人看護師さんと、もう一人ぐらい看護師さんが現れ、右足の傷跡を確認して固定を外してくれた。一応寝返りはいいがベッド上安静なので、激しく動き回らないでとは言われたような気がする。これで大変楽にはなったが、相変わらず頭痛は強く、頭痛の薬はあまり効かず、スマホなどをする余裕はなかった。
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